多汗症の治療方法と手術方法をご紹介します。
多汗症は、においや汗の量が症状ですので、その強さや量を計って手術前とその後と比較することはできません。つまり、効果のない手術を受けたとしても担当医がよくなっていると言えば、それに従うしかありません。そのため、手術前にはどの方法がいいか、よく調べて選択する必要があります。現在の日本で行われている多汗症・ワキガの手術は、大きく分けて以下の5つに分類されます。
この中で最も効果の高い方法が、剪除法(直視下摘除法)です。皮膚を3~4センチ切開し、皮下組 織内のアポクリン汗腺を目で確認し、これを取り除きます。つまり、手術するドクターが直接目で確認 できるのは剪除法だけで、その結果として完治率が高くなります。しかし一方で、アポクリン汗腺を見 分ける経験や知識も必要で、担当する医師の技量でも差が出る手術です。
多汗症・ワキガの手術は、皮膚の裏側を削除するので、一般の手術の縫合では、治りが悪くなります。このため、タイオーバーと言われる処置が必要となります。2~5日程度、ワキの下を綿で圧迫する作業です。圧迫はしますが、一般の事務職や軽作業の仕事では休む必要もありません。この圧迫を数日で取ります。その後、さらに数日で完全な抜糸になります。
ボトックスはタンパク質の一種で、交感神経の働きを弱める作用があるため、エクリン汗腺やアポクリン汗腺の活動を抑制し、汗の分泌を抑えることができます。持続期間は約6ヶ月ですが、個人差もあります。1回10万円程度ですので、2~3回で手術ができる料金になってしまいます。手術は絶対にイヤだという人だけが、一時的に行う処置ということになります。
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